わが家の外壁の漆喰を塗り終えたのが2015年12月の半ば頃。あれから1年と2ヶ月ほど経ちました。
ということで今回は、漆喰の状態をレポートしたいと思います。
まずはわが家の顔ともいうべき外階段。
ちょっぴり汚れてきてますね。
実はここは割と早い段階で汚れてました。ヒノキの踏み面が雨にさらされ、木の成分か何かが流れたんだと思います。写真だとわかりづらいけど、若干薄茶色っぽい汚れ。
しかし個人的にはこのくらい汚れていた方が雰囲気があって好きだったりします。むしろもうちょっと汚れててもいいかなってくらい。
アイアン手すりと壁の接しているところ。サビ色が付いてますね。うんうんいい感じ。
古びた感じがちょっと出てきた。
玄関横の小窓。
ここもアイアン格子がいい具合に錆びてきてる。いいねいいね。
アイアン全般を作ってくれた『鐵工房 Iron Horse』の小島さんには、もっと手入れしてって言われるかもだけど。
バルコニーの上のところ。
全く汚れていません。ほとんど変化なしと言ってもいいくらい。
この角度からだとわかりにくいけど、この壁面、まっ平らじゃないんですよ。屋根と接する部分にゆるやかなRがついてます。だから汚れにくいのかな。
南側。
ここも真っ白。綺麗なもんだ。下の方はちょっと汚れてるけど、これは雨の跳ね返りで、こすり洗いすれば落ちます。今のところはね。
西側。
同じく真っ白。
この写真からわかる通り、わが家の屋根にはわずかながら軒(のき)があるんですよ。最近の住宅は軒がないこともあるし、その方がデザイン的にはすっきりしてると思うんだけど、雨の多い日本ではやっぱり軒はあった方がいいみたい。見た目だけじゃなく、後々のことも考慮した作り。大工の谷田部さんのこだわり。
漆喰は綺麗な状態をキープ
アイアンが接しているところと外階段以外は、まだまだ綺麗という結果でした。
僕は漆喰壁ってすぐに汚れてしまうもんだと思ってたんですが、意外と綺麗な状態をキープしてくれるんですね。
一般的には壁が汚れるのって嫌がられると思うんですよ。もしかしたらそれで漆喰壁をさけてしまう人もいるかもしれませんね。でもご覧の通り1年ちょっと経過した段階ではとても綺麗なままです。
漆喰は綺麗な状態はもちろんいいんですが、汚れてからもいい味が出るんですよねー。僕は経年で汚れた雰囲気のほうが好き。きっとこのブログを見てくれてるあなたもそうでしょう。竣工の時が最高で、どんどん劣化していく家とは正反対。時間を経るごとに味わいを増していく家がいいですよね。
フランスに古くからある家のような雰囲気になるのはまだまだ先になりそう。
今後も定期的に壁の状態をチェックして掲載していこうと思います。
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