わが家の外観上の特徴にもなっている鎧戸。フランスなどでは防犯目的や雨戸として多くの家で見られるものです。(フランス行ったことないけど)
普段ほとんど閉めることはありませんが、ただの飾りではなくきちんと機能するように作ってあります。
つい先日のような台風の時こそ閉めたいものですが、わが家の鎧戸は経年で閉まりが悪くなってまして、閉められなかったんですよね。無垢材なのでどうしても湿度などの影響で縮小膨張をしてしまうのです。
わが家には全部で5ヶ所に鎧戸が付いており、特に南と東側、陽の光がよく当たる所が経年変化が大きいようです。北側はほとんど変化なしでした。
またいつ台風が来るかもわかりませんし、調整をしてしっかりと閉められるようにしておかねば。
作業内容
まずは一旦ボルトを緩め、少し落ちてきていた鎧戸を持ち上げて再度固定。これで上下の位置はOK。
ただこのままだと窓枠に対して鎧戸の幅が若干大きく、きちんと閉まりませんでした。当たり前ですが作った当初はピッタリだったので、結構膨張してるみたい。
なので、戸の端をカンナやノミで削って調整。
削りすぎると冬場乾燥した際にスカスカになってしまう危険があるので慎重に。若干削り方に素人感が漂いますが、それも味ってことで。
削った部分に塗料を塗って完成。ピッタリ。
これで強風が吹いて何か飛んできたとしてもガラスが割れることはないでしょう。アンティークのフレンチドアなのでガラスが薄いんですよ。
それにしても錆びたアイアンの感じとか、ペンキの剥がれがいい塩梅になってきました。いや、むしろもっとボロくなってもいいくらい。やはり僕は年月を感じられるものが好きなんですよねぇ。
まとめ
今まで気づいていながらもなかなか重い腰が上がらなかったんですが、やってみたら簡単に調整できることがわかったので、もし今後また閉まりが悪くなった際はサクッと調整しようと思います。
こういう手間を面倒なことと捉えるのか、愛着が深まってよかったと捉えるかって、小さいことのようで結構大きな差ですよね。僕は後者でありたいなぁ。
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