素朴な感じが好きなので、わが家の周辺では木をたくさん使ってるんです。ポタジェの柵だったり古電柱だったり。枕木も敷いてあります。
雰囲気はとてもいいんだけど、気をつけななくてはならない点もあったりします。
それは
木材が地面に接しているとシロアリを呼ぶ
という事実。
つい先日、ポタジェに並べてある切り株を退けてみたら、その下にシロアリがびっちりといたんですよ。いやー、ちょっと焦りました。このままでは家が食われるんじゃないかと。
しかしまあなんにしても、まずは敵を知ることから始めなくてはならないということで、シロアリについて勉強することにしたんです。
結論から言うと、必要以上にビビらなくて大丈夫です。
実はどこにでもいるシロアリ
シロアリって、北海道の一部を除いて、日本中どこにでもいるんですよ。普段目にしないのは、彼らが地中とか木の中とか、見えないところにいるからなんです。もうね、人間はシロアリの上に暮らしていると言っても過言ではないんです。いや、それはちょっと過言かもしれないけど。
日本で目にするシロアリと言ったらイエシロアリかヤマトシロアリ、あとはアメリカカンザイシロアリなど。関東以北だとヤマトシロアリの可能性が高いです。
木や落ち葉を食べて分解するシロアリは、自然界の循環において大きな役割を果たす、なくてはならない存在でもあります。
家の中にいたらそりゃまずいですが、ある程度離れたところにいるぶんには、そこまで神経質になることもないみたいです。
王アリ、女王アリ、兵アリ、職アリがいて、生殖能力を持つのは王アリと女王アリのみ。巣の中の個体数が多くなると、羽アリが新たな住処を求めて飛び立ちます。それがちょうど今くらいの時期。
シロアリを見つけたらどうしたらいい?
先ほども書いたように、家から3m以上離れている場合は慌てて何かをする必要はないとのことです。まずは落ち着くことですね。
僕が調べた範囲では、シロアリが巣食った木材を撤去した方がいいって意見と、エサがなくなると他の場所に移動してしまうから撤去しない方がいいという意見、両方ありました。
実際、沖縄の方では、家の周りに丸太を埋めてシロアリから家を守るってやり方をしてる所があるそうですよ。避雷針の役割ですね。
家のすぐ近くにいたり、家の基礎の部分などに土のトンネル(蟻道)があった場合はすぐに駆除業者に連絡したほうがいいでしょう。そうでない場合は様子見でもいいかもしれません。
とりあえず土に接した木材が家の側にあるなら片付けた方がいいと思います。
僕がやったこと
とはいえ、気になるものは気になるわけで、毎朝シロアリチェックするのが日課になっていました。
土に熱湯をかけてやっつけたりしたんですが、翌日に確認するとまたいる……。もしかしたら土の中じゃなく木の中に巣があるのかも。
ちなみに巣には、種類にもよるけど数十万〜数百万という数のシロアリがいるんだって。こわ〜。
結局、切り株は焼却処分。
木の中にシロアリがたくさんいたので、きっと巣があったんでしょう。
それ以来、今のところ同じ場所にシロアリは出ていません。大丈夫だとは思うけど、しばらく様子をみようと思います。
あ、そうそう。ついでに言うと、シロアリはアリの仲間じゃなくてゴキブリの仲間なんだってさ。