リフレッシュ休暇にどこか遠出しようと考えてて、そういえばUSJって行ったことないよねってなりまして、目的地は大阪に決定。のんびり屋の僕らだから、旅の支度もギリギリ直前になってから。
旅行会社もH.I.S.やらJ-TRIPの『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)への旅』とか色々調べたんだけど、あまりに直前過ぎたのか申し込んだプランが埋まってしまったよう。代替プランを提示されたけど、ホテルがUSJから遠いし、どうもいまひとつ。だったらもっと安いのみつけようとなって、結局、名鉄観光宿泊予約で茨城空港発2泊3日45,000円のプランを申し込みました。
食事は付かないけど、宿、航空券付きで2人合わせて45,000円って。利益あるの?って心配になっちゃうような価格。
そんなこんなで行ってきた関西の旅。3回くらいに分けて書いていこうと思います。
フランスとは全然関係ないんだけど、よかったら見てってください。
出発
飛行機は10:20茨城空港発の便。
余裕をみて7:30に家を出ようと固く、鉄のように固く決意。
気づいたら8時過ぎてた。
父に「まだ行ってねーの?石岡は混むかんな!」(石岡とは茨城空港がある小美玉市の隣の市)
と尻を叩かれつつなんとか出発。
道路はそんなに混んでなく、1時間ちょっとで茨城空港に到着。
丸見えになっちゃうとさ、なんか興ざめしちゃうよね
いや、一般論としてね。変な意味じゃないし。
茨城空港といえば、アレです。見えそうで見えないガラス!
自衛隊の百里基地に隣接する茨城空港の展望デッキには、国防上の理由から『どんなに頑張っても基地の方角が曇って見えなくなるガラス』が設置されてるんですよ。
正面や右の方角は普通に見えるのに、視線を左に向けるとガラスが曇って見えなくなるという超ハイテクなガラスで、人間、見えないと言われるとどうしても見たくなってしまうもので、場所を移動してみたり視線をビミョ〜〜に変えてみたりして、どうにかこうにか見ようと試みるんだけど、あと少しのところで絶対に見えない。
あのもどかしさをもう一度味わおうと展望デッキに走りました。
普通のガラスになってた。
なんか、飛行機が見えないって苦情が多かったらしく(そりゃそうだ)、何年か前に交換されたんだってさ。
丸見えになっちゃうとさ、なんか興ざめしちゃうよね。
気を取り直してしゅっぱーつ!
ローコストですから。
神戸
あっという間に神戸空港に到着。
フライト時間は1時間ちょっと。ほんとうにあっという間。
むしろ自宅から空港までの方が時間かかったんじゃないかっていうくらい。
飛行機ってスゲー。
ポートライナーなる乗り物で三宮方面へ。
これ無人なんですよ。運転手がいないの。
って言われて、ゆりかもめに乗ったことないことに気づく。
UCCコーヒー博物館
ぶらり途中下車して、UCCコーヒー博物館へ。
コーヒーの歴史を学んだり、試飲したりできるところ。
コーヒー好きとしては行かないわけにはいかないでしょう。
で、この日は焙煎体験をやってたので、すかさず申し込み。
僕はコロンビア。妻はマンデリンをチョイス。
この生豆を直火で炙って焙煎します。初体験。
焙煎(ロースト)の度合いは全部で8段階に分かれていて、浅く炒ったものほど酸味が強く、深く炒ると苦味が強くなります。
- ライトロースト
- シナモンロースト
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
火から10〜15cmくらい離して、ひたすら振り続けます。
10分くらいでパチパチと弾けるような音がしてきます。これが1ハゼ。ここでやめるとミディアムローストになるそうです。
そこからさらに5分くらいすると2回目のハゼる音がして、それがシティローストくらい。
その先は急激に炒りがすすむらしい。
シャカシャカ、シャカシャカ
シャカシャカ、シャカシャカ
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
みんな無言で一心不乱に豆を振り続ける。
そして完成した初めて自分で焙煎したコーヒー豆。
シティローストを目指してみたんだけど、もうちょっとやってもよかったのかも。ハイローストとシティローストの中間くらいかなぁ。ご覧の通り、ちょっとムラができちゃったけど、それも含めて良い経験。楽しかったー!
冷やしてから袋に詰めてラベルを貼ります。
僕は初めて知ったんだけど、僕の妻の名前は『ハイ』らしいんだ。
(ロースターのとこに名前を書くんだけど、焙煎具合を書いたみたいね)
元町
三宮から西へ一駅。元町へ。
この通り、神戸牛らしき牛もフレンドリーにお出迎えしてくれます。
しかし僕らは神戸牛は食べない。
なぜなら高級な牛肉を食べると気持ち悪くなってしまうからだ。
南京町という中華街に行ってきました。
横浜、長崎とともに日本三大チャイナタウンのひとつ。
横浜に比べるとだいぶこぢんまりとしてるかな。
1人前頼んだはずが2人前出てきた小籠包。人間性が問われる場面。金の斧に飛びついちゃう人間であることが判明した瞬間。
うん、アツアツで甘みがあって美味しかったー。
元町商店街をプラプラしてから駅の方へ。
さらにディープな商店街発見。怪しい雰囲気プンプン。
ほとんど閉まってた。どうやらここは夜に賑やかになるっぽい。
電車に乗って大阪へ。
大阪
天満橋のホテルにチェックイン。
やっすいプランだからどんなもんかと思ったら想像の上を行く部屋でした。大学時代の寮とたいして変わんないくらいの狭さ。どうせ寝るだけだからいっかとも思うけど、せめてツインにすりゃよかったかなと思いつつ、お互いをより身近に感じられていいじゃないかとポジティブに考える。妻が「え〜〜っ」みたいな顔をしてるのはたぶん気のせい。
新世界
地下鉄に乗って通天閣を見に行くことに。
初めて来たけど、独特な雰囲気のある街ですねー。人もまばらで、ちょっと閑散としてる。新世界ってネーミングもともなって、どこか異世界にワープしたような感じ。
新世界とは言っても、誕生したのは明治時代で、今から100年以上前。とても歴史のある繁華街なんだな。ちなみにこの通天閣は、戦時中に一度解体されているので2代目なんだって。
大阪名物串かつを食べに。
元祖って書いてある『だるま』というお店に入りました。
お店のおっちゃんが怖いので写真は撮らず。ビビリーですから。
僕らは串かつ初体験。
ソースの2度づけはダメだってことはなんとなく知っていたけど、それ以外は何も知らないわけで、ボンっと出てきたキャベツをどうしたらいいかわかんなくて、周りの人をキョロキョロ観察。
やみつき塩キャベツみたいに味がついてるわけじゃなくて、生のキャベツそのままのワイルド仕様なのです。
意を決した妻はバリバリと食べ始める。その横で僕はスマホで食べ方を調べる。
この辺りが僕らの性格を物語ってますな。
ちなみに調べたところ、ソースが足りないときにこのキャベツですくってかけたりするらしいです。
顔パネル発見!
(それぞれ撮って合成)
道頓堀
地下鉄で道頓堀へ。
新世界と比べてすごい賑わい。活気があります。
君が有名なくいだおれ太郎くんか!
最後はお好み焼き屋に入りビールで乾杯。
久しぶりにたっくさん歩いたなー。
ホテルに帰ってソッコーで寝てしまいました。
翌日はいよいよUSJ!