ついに僕も37歳になり、もう立派な紳士になったといって差し支えないと思う。しかしそんな僕にも悩みの種というのはもちろんあるわけで。
かかとの乾燥がとどまることを知らないのです。
ほんの数年前だったら、冬の間ガサガサになるのは仕方がないにしても、夏が来る頃には潤いを取り戻していた僕のかかと。
それが今では梅雨時の湿度をもってしても太刀打ちできない、立派な乾燥かかとになってしまいました。
やってはいけないと思いつつも、気がつくとつい爪でカリカリと皮を剥いてしまう。そんな僕を見た妻がこんなことを言ったのでした。
皮膚って何でできてる?
タンパク質……?
髪の毛もタンパク質だよね?
パイプユニッシュを塗布すればいいんじゃない?
パイプユニッシュを塗布すればいいんじゃない?
えっ??
塗布するの。トフゥ。フフフ。
あなたはご存知ないかもしれませんが、パイプユニッシュというのは、詰まった排水管を掃除するためのモノです。とても正気の沙汰とは思えない。同時に「トフ」の「フ」が吐息混じりになってるのもとても気になります。
しかし、このかかとをどうにかしなくてはいけないのは事実。
今度これを使って堅くなった皮膚を根こそぎ剥がしてやろうと企んでおります。
Happy Birthday 37才
普通そこは名前がくると思うんですが。
しかも「才」がやけに書道家が書いた感をアピールしてるし。
そしてこれだけ37を強調しているにもかかわらず、付属のローソクは10本。
もうわけがわからない。
でもモンブランはとても美味しかったので僕は満足です。
完全に余談だけど、8月7日はのび太と同じ誕生日であることをお伝えいたします。