冷たく澄んでいて、凛とした空気が漂う朝。
仕事の忙しさもひと段落し、目が覚めてからも、あったかい布団の中でゴロゴロして過ごす時間の至福さったらないなぁ。一日中こうしていたい気持ちになるけど、えいっと思い切って起き上がる。じゃないとあっという間に日が暮れる。今日は冬至だから。
年々クリスマス感だとか、年末感って薄れているように感じているんだけど、それは時代のせいなのか、周囲の環境のせいなのか、はたまた歳をとったせいなのかよくわかんないけども、暮らしにメリハリがなくなってしまうのは悲しいから、季節を感じられるモノゴトは大切にしていきたいなぁと思います。
冬至といえばゆず湯ということで、妻とポタジェガーデンに行ってゆずを収穫してきました。妻はこれでゆずのソルベを作ろうと考えているみたい。
わが家のゆずの木はなかなかな巨木です。下の方のゆずはだいぶ少なくなったので、上の方から収穫しなくちゃいけないんだけど、トゲがあるからこれが大変な作業。その大変な作業を妻にさせて写真を撮っているひどい夫とは僕のことです。頑張れ妻よ。
と思ったのもつかの間、近所で飼っている猫のトラちゃんがやってきたのです。
妻によると、このトラちゃんはシマちゃん(わが家の猫)より可愛いらしく、妻は最近トラちゃんに夢中なのだ。
そーっとそーっと慎重に。
完全に独り言になっている。
そしてトゲに引っ掻かれながらもなんとか収穫に成功。
夕食を終え、これからゆず湯に入るとこなんだけど、今日のゆず湯はしみるかもしれないな。手と心に。