子供の頃、市販のトマトジュースのしょっぱさがちょっと苦手でした。そのまま食べるトマトは美味しいのに、なんでジュースにするとこんなにもしょっぱいのか。どうしても飲まないといけないときは、息を止めて飲んでました。
その時の記憶のせいか、今でも進んで飲もうとは思えないトマトジュース。
わが家ではトマトはカプレーゼにして食べるか、パスタなどの材料として消費するのがほとんど。
とはいえ、ポタジェガーデンでは食べきれないほどトマトがなっているし、ここは一つ、しょっぱくない、自分好みのおいしいトマトジュース作りに挑戦してみようではないか。
面倒な手間を極力省くことと加熱すること
自家製トマトジュースの作り方としては、湯剥きしてミキサーを使う方法が一般的ですが、僕の中でミキサーは「洗うのが面倒なモノ」の上位にランクインしているので、使わない方向で。湯剥きもせず、皮ごと使用。
トマトは加熱することにより、ぐっと旨味が増すだけでなく、リコピンの吸収率が「通常の3倍」になるそうなので、鍋で煮込んで作ってみることにしました。(シャア専用かよと突っ込まずにはいられないアナタはかなりの確率でおっさんだ。それは僕だ。)
材料
トマト
塩
作り方
- トマトをざっくざっくと適度な大きさに切る。
- 鍋に入るだけ入れて軽く塩を振る。
(入れ過ぎるとしょっぱくなって元も子もなくなるので注意)
- 蓋をして弱火で煮込む。
- グツグツしてきたらさらに10分ほど煮込む。
- ザルを使って濾す。
- ザルの裏側に残ったものもしっかり落として容器に入れ、粗熱を取って冷蔵庫へ。
ポイント
ザルはちょっと粗めの方がいいと思います。細かいと濾すのが大変だしね。ドロッとした喉越しが嫌ならば細かいので頑張るべし。
もし酸味が強いと感じる場合は、重曹を少し入れるとトマトのクエン酸が中和されて飲みやすくなるのではないかと思います。入れ過ぎると変な味になるので注意。
まとめ
洗うのが面倒なミキサーを使わない代わりに、鍋とザルとボウルを洗わなくてはいけないので、まあはっきり言ってどっちもどっちな気もするけど、加熱して作ったトマトジュースは甘みがありまろやかで、とっても美味しいです。
今は食塩不使用のトマトジュースも多くなり、昔みたいに「うわっ、しょっぱ!」ってことは少なくなったかもしれませんが、自分で作ると好みの塩分に調整できるし、ザルの細かさで喉越しも変えられるので、やってみると結構おもしろいです。
そのまま飲むもよし、トマトピューレの代わりとして煮込み料理に使ってもよし。色々と使えるので、トマトが余っているときはぜひ作ってみてください。
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