深夜に吹き荒れる風の音で目を覚ます。
一度眠りについたら朝まで起きることなんて滅多に無いのに。台風15号は家を揺らすほどの荒々しさで僕を起こしたのでした。
窓から外を見ると、家の前に面したポタジェガーデンの植物たちが踊り狂っているようでした。
こりゃ朝起きたら大変なことになってそうだなと思ましたが、結局そのまま朝までほとんど眠ることができず。ある程度風がおさまったところで被害の状況を見て回りました。
一番心配していたミモザは案の定倒木。ユーカリも同様でした。ミモザやユーカリってどんどん大きくなる割に根っこは貧弱みたいで、ちょっとしたことですぐに倒れてしまうんですよねぇ。
自然に生えているミモザやユーカリって一体どうやって生き延びているんだろうと不思議でなりません。
とりあえず父と協力してミモザを起こしました。樹高5〜6mほどですがめちゃくちゃ重かった。ロッキー4の人がたくさん乗った荷車を持ち上げるトレーニングみたいな状態になりました。
根っこが少し折れてしまったけど、なんとか大丈夫かな。
トマトやゴーヤもなかなかエグい感じになってます。
薪棚の屋根はどこかへ吹っ飛んでいってしまいました。薪が崩れなくて本当によかった。これ全部積みなおすとなったら泣きたくなります。
家の中はというと、若干雨漏りしてリビング窓際の床が水浸しになってました。横殴りの雨と風だったから仕方ないかな。普通上から下に流れる雨水が、上に登って行ってしまうのでしょう。
今回の台風は観測史上最強クラスということで特別強かったのだと思いますが、なんだかんだ毎年それなりの被害を被っているような気がしますね。
そういえば昨年も似たような記事を書いたっけ。
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自然の猛威の前では人間なんて無力なもんです。きっと来年も似たようなことになるんでしょう。それでもへこたれずにポタジェガーデンを維持していくのです。