妻は梅が大好きなのである。
仮に「俺と梅、どっちが好き?」などと聞こうものなら
と、カミソリ並みの切れ味で答えるに違いない。
梅干しはもちろん、カリカリ梅も梅酒も、梅と名のつくものはだいたい好きなので、「梅木」という名字の男が現れないことを祈るばかりの日々を過ごしております。
さて、そんなわが家には2人の梅木、いや、2本の梅の木があるのですが、今年はたくさんの実を付けました。
梅の収穫
早速妻と協力して、梅の実をせっせと収穫。
あるわあるわ。あっという間にバケツいっぱいに。
2本の梅の木はそれぞれ品種が違うのか、実の形が微妙に違います。
まん丸のものとちょっと楕円のものと。
味に違いがあるかもしれないので、分けて収穫。
梅酒づくり
収穫した梅を使って梅酒を仕込みます。
水で洗い、竹串でヘタを取り除きます。数が数なので結構根気のいる作業。
きれいな布かキッチンペーパーなどで水滴を拭き取ったら、容器に梅と氷砂糖が層になるように交互に入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れて完成!
詳しい作り方は以前の記事「正しい自家製梅酒の作り方」を参照。
色が濃いのはブランデーベースリキュールを使用して仕込んだもの。
たっぷり8L分くらい作りましたよ。普通はこんなにたくさん梅を入れないと思いますが、ぜいたくに使いました。そんなことができるのも自家製ならでは。
それでも梅が余ったので、残りは母にあげました。梅干しか何かになって戻ってくることでしょう。
待つ楽しみ
何でも簡単に手に入る世の中ですが、こうしてわざわざ手間暇かけて自分で作ってみるというのもいいものです。
じっくり熟成し、飲めるようになる日を待つ楽しみ。待った分だけおいしく感じることでしょう、きっと。