ここ最近僕の中でフィルムカメラ熱が上昇してまして、プライベートの撮影はほぼフィルムで撮ってます。今使っているのはこれらのカメラ。

左下から反時計回りに
NIKON F2 PhotomicA
父が使っていたカメラ。ニコンのプロ用一眼レフ。なぜプロでもない父が持っていたのかは不明。
OLYMPUS OM-1
これも父が使っていたカメラ。たぶん僕が生まれて初めてシャッターを押した一眼レフはこれ。
FUJIFILM KLASSE S
新品で買ったコンパクトフィルムカメラ。
ASAHI PENTAX SP
妻の祖父が使っていたカメラ。
KLASSE以外は全部もともと家にあったものです。押し入れの中で眠っていたものをオーバーホールして使えるようにしました。
デジカメももちろんいいけど、もし眠っているフィルムカメラがあるならば、修理してみると案外楽しめるよって思ったので書いてます。
フィルムカメラのいいところ
陳腐化することがない
デジカメの商品サイクルはすごく早いです。お金を貯めてやっと買った憧れのデジタル一眼レフも、1、2年すれば画質や機能がより良くなった新型が出て、あっという間に陳腐化してしまいます。
もちろん、古くなったからといってすぐに使えなくなるわけではないけど、どうしても新型が欲しくなっちゃうのよね。
「いやいや、私は今のカメラを大事に一生使うもんね!」と思ったとしても、電子部品がたくさん使われているので、部品が払底したら修理することは不可能になってしまいます。
NIKON F2やOM-1は40年以上前のカメラです。僕よりも年上。機械仕掛けで動くカメラなので、今でもちゃんと修理できるんです。スゴイよ先輩!
すでに古いものなので、これ以上陳腐化することもない。つまりこれは一生モノなのである!
とてもケチな、いや、ひとつのものを大事に大事に長く使いたい僕にとっては、結構重要なポイントなんです。
思ったよりコストがかからない
「でもフィルムって現像しないといけないし、お金がかかるんでしよ?」
って思いますよね。まあ、たしかにフィルム代、現像代、スキャン代やプリント代がかかるので、ランニングコストはそれなりにかかります。
「フィルムなんて結構高いくせに24枚とか36枚しか撮れないんだよな」って、僕も最初は思ってました。
でも、この36枚がなかなか撮り終わらないんですよ!シャッターを押すたびにお金がかかるって思うと、1枚1枚をすごく大事に撮るようになるんです。
デジカメで撮った写真を見返してみてください。間違い探しかって思うくらい、同じようなカットがたくさん並んでいませんか?
フィルムで撮ると、自然とそういうカットは減ります。お金がかかるから、無駄打ちしなくなるのです。
結果的に、フィルム1本撮りきるのに数日かかったりします。数百円で数日間楽しめるんだったら、それって結構アリなんじゃないでしょうか。
(後で記事にしようと思いますが、安いフィルムとか安く現像できるところもたくさんあるのです。)
別にたくさん撮るのが悪いとか言いたいわけじゃないですよ。ただ、フィルムでじっくり撮った1枚って、自分の記憶と強く結びついてる感じがあって、その1枚を見た時に、撮影した時のことがより強く思い出せる気がするんです。
昔はとても手の届かない価格だった最高級機が、お小遣いの範囲で買える
たとえば僕が使っているNIKON F2って、発売当時はサラリーマンの月給数ヶ月分もした最高級機です。それが今は程度にもよるけど、1〜2万円台で十分使える個体を手に入れることができます。しかもずーっと使えます。当たり前だけど、安くたってフルサイズ!
10万や20万が当たり前のデジタル一眼レフを、数年ごとに買い換えるのと比べたら、ずいぶんお得な気がしませんか?
長く使えるってことは、その分愛着も湧くということです。カメラが愛おしくなってきますよ。
撮っていて楽しい
昔のカメラはオート機能なんてありません。シャッタースピードや絞り、ピントを自分で調整しなければなりません。でもそれがいい。自分のなりに試行錯誤して、バッチリ撮れていた時なんか最高の気分です。
記憶が写る、気がする
フィルムって正直言って、現代のデジカメほど高精細に撮れないです。MF(マニュアルフォーカス)だからピントがイマイチになることも多々あります。でもそれも良いところだと思っています。
写真は目の前の光景を記録することができるわけだけど、僕らが昔を思い出す時って、おぼろげなイメージなんじゃないかって思うんですよ。デジカメの絵は記憶というにはちょっと精細すぎる。どちらかというと記録。フィルムの絵は記憶に近い感じがします。
オーバーホールできるお店
ちゃんとした中古カメラ屋さんで整備済のカメラを買うのが、なんだかんだ言って一番確実でお手軽です。
でももし、お父さんやおじいちゃんが使っていたカメラが家にあるのなら、それを直して使うことをオススメしたいです。オーバーホールは2〜3万円かかっちゃうんだけど、自分にとって特別な1台になるはずです。
いくつか有名な修理店をリストアップ
まとめ
まだしばらく僕の中でフィルム熱は冷めることはなさそうです。
もしこの記事を読んで「ちょっと面白そうかも」って思ったなら、眠っているカメラを修理して使ってみてほしいです。今よりもっと写真が楽しくなると思いますよ。
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