いばフラおすすめのコンデジ『RICOH GR』

RICOH GR

このブログに掲載してる写真は、ほとんどがこのRICOHのGRというカメラで撮ったものです。過去にも書いたんだけど、これ本当にいいカメラですよ。
(関連記事:このブログで使っているカメラGRとVSCO Film

以前の記事とダブる部分もあるかと思うけど、このGRの魅力について書きたいと思います。今は新型になって『GR II』という機種が出ていますが、基本的な部分はほとんど一緒なので参考になるかなと思います。
新型はWi-Fiがついてスマホと連携できるようになってたり、オートホワイトバランスの精度が良くなってたりします。それ以外の部分はほとんど変わってない。恐ろしいまでのキープコンセプト。裏を返すと、それだけ完成の域に達しているってことでもあります。

僕はもう2年以上このカメラを使ってますけど、今でも全然不足を感じない、必要にして十分なカメラだと感じています。
一眼レフやスマホもあるのに、なぜGRで撮る写真が圧倒的に多いのか。それはGRが他のカメラにはない魅力を持っているからに他ならないのであーる。

GRの魅力

RICOH GR

右手だけで完結する操作性

普段仕事で一眼レフを使っているんだけど、コンデジと一眼レフで一番違いを感じるのは、何と言っても操作性の部分。コンデジはその小ささゆえ、操作性がかなり犠牲になっています。近頃のカメラは背面液晶がとても大きいのでなおさら。ボタンが押しにくいったらない。

タッチパネルになっている機種も多くなって、一見するとわかりやすくていいように感じるけど、いざ設定を変えて撮ろうと思った時に、タッチしてメニューを表示して設定を変更って時間がかかりすぎるんです。シャッターチャンスにとても弱い。

GRは撮影に必要な設定を瞬時に変更できるように考えられています。ダイヤルを回すだけ、ボタンを押すだけ。しかもその配置が考え抜かれていて、右手だけで操作可能。下手な一眼レフを凌駕する操作性です。左手で荷物を持ってたり、子供を抱っこしてたり、鼻ほじったりしてても、右手でサササッと撮れちゃいます。

単焦点28mmというレンズ

ズームが付いてません。これが購入する時に一番引っかかる部分かもしれませんね。大きく写したり、逆に広く写したい時に、自分が被写体に近づいたり離れたりしないといけません。

クロップと言って、35mm、47mm相当で撮影する機能はあります

でもどうでしょう?
今ズーム付きのカメラを使っていて、その機能を有効に使えているでしょうか?
きっと電源を入れてそのまま撮影しているんじゃないでしょうか。せっかくズームが付いていても、一番広角側で撮ることがほとんどなのではありませんか?
だとしたら、画質的に不利なズームレンズより、写りの良い単焦点レンズのカメラを使ったほうが、良い結果を得られると思いますよ。

このブログの写真は9割以上が28mm(と35mm)で撮られているんですが、単焦点でもこれだけ撮れるんです。こういう日常のスナップ写真を撮るにはうってつけのレンズです。良い写真を撮るためには、自分が動かないとダメです。ズームがあるとつい頼ってしまって、足が動かなくなっちゃうんですよね。

もちろん、どんな写真でも撮れるわけではありません。運動会とかでお子さんをアップで撮りたいとか、アフリカの大地で野生動物をアップで撮りたいとか、そういう用途には向きませんのでご注意を。撮る前に食われると思います。

シャッターチャンスに強い

うわっ、今めっちゃ良いシーン!あ、カメラ持ってきてなかった……。
こんな経験ありますよね。当たり前だけど、どんなに良いカメラを持っていたとしても、それを常に携帯していないと撮ることはできません。

GRはコンパクトなんですよ。いや、現代のコンデジの中では決して小さい方ではないんですが、使いやすい操作性をしっかり確保した上で、ギリギリの小ささ。電源オフの時はレンズが引っ込むので、ポケットに入ります。だから常に持ち歩いていても苦にならない。
ぱっと見コンパクトでも、レンズが出っ張っているものはかさばって、結局バッグに入れるとか首から下げるとかになるので注意です。

出かけるときってただでさえ荷物が多くて、両手が空いていないことも多いと思います。そんな時、一眼レフとか重くてぶん投げたくなっちゃうけど、GRならそんなことにもならず、ラクチンです。

そういった意味では、スマホもシャッターチャンスに強いといえるけど、GRはさらに強いです。
スマホはポッケから取り出して電源ボタン(またはホームボタン)を押して、カメラアプリ起動して構える。
GRならポッケから取り出すと同時に電源を入れ、構えた時には準備完了。

使い込むほどに手になじむ

硬派なイメージで、使いこなしが難しそうってイメージがあるかもしれません。でもオート機能もちゃんとあるので、初心者でも簡単にキレイに撮れます。それでいて、もっと踏み込んだ撮影をしたいって時にも十分に応えてくれる、懐の深いカメラです。

まとめ

褒めちぎりですが、もちろん欠点がないわけではありません。
手ぶれ補正機能は付いてないし、動いている被写体を追い続けるのも得意ではありません。ある程度自分で工夫しないといけないこともあるでしょう。でも、そうして使いこなせるようになった時には、写真の腕が確実に上がっているはずです。
使い手を育ててくれる、クルマで言ったらハチロクのようなカメラだね。わかりづら……。

今のところトータルバランスでこれほど僕にぴったりなカメラは他にないので、壊れるまで使い続けるでしょう。壊れてもまたGR買うかな。それくらい気にいってます。
一眼レフは持ってるけど、サブとして気軽に使えるカメラが欲しいとか、スマホよりワンランク上の写真が撮りたいって思ったなら、GRはきっとその想いに応えてくれますよ。

\ 次に読むなら:変わらないという魅力。RICOH GR

流行に左右されない本物の価値を持つカメラRICOH GR。代が変わってもずっと使い続けている、僕にとっての定番カメラ。

変わらないという魅力。RICOH GR

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一生モノという言葉にめっぽう弱い、クルマとキャンプ道具が好きな趣味に生きる男。 フォトグラファーやってます。 映画やテレビのロケに使えるくらいかわいい家を建てて、妻を三浦春馬に会わせてあげたい。